2021/09/26 15:43

イメディスBRTサロン Ref rainへようこそ!

このページをご覧いただき、ありがとうございます。

最近こんな感覚におそわれていませんか?

・常に気を張っているため、肩こりや首がガチガチになっている。

・なんとなく息苦しいような感じがする。

もしかするとそれは自律神経のバランスが乱れているせいかもしれません・・・

・自律神経とは何か?

・交感神経と副交感神経とは?

・バランスが乱れるとどうなるのか?

今日のブログはこれらについて書いてみたいと思います。


自律神経とは

自律神経とは、あらゆる内臓や内分泌・外分泌腺、血管、汗腺の機能調節する神経のことで、意思でコントロールすることはできません。(勝手に上手く働いてくれているという事です。)

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、ほとんどの臓器はこの2つの神経でコントロールされています。2つの神経は1つの器官に対して、「亢進」または「抑制」という逆の作用を持っています(拮抗支配)

※亢進・抑制の担当は臓器によって異なります。

例えば心臓では交感神経が亢進、副交感神経が抑制となるが、消化管運動では交感神経が抑制、副交感神経が亢進となります。自律神経は常に電気的信号を出していて、その増減によって臓器の働きを調節しています。

例・・・運動時には交感神経の電気的信号が増えて、心臓に亢進の指令を出す。すると心臓の動きが活発になり、心拍出量が増える。運動をやめた時には副交感神経の電気的信号が増え、心臓に抑制の指令を出す。すると、心臓の働きが抑えられ、心拍出量が元に戻る。まるで綱引きのように、交感神経と副交感神経のバランスは変わります。

そして状況に応じて速やかに臓器の働きが調整されています。


交感神経について

交感神経からは「ノルアドレナリン」という神経伝達物質が放出されます。それが各臓器の細胞膜に分布する「受容体

に結合することで、指令が伝わります。

α受容体

皮膚や肝臓、消化管の血管に分布して、血管を収縮させ、血圧を上げます

β受容体

心筋細胞に多く、心拍出量を増やします。また、骨格筋内の動脈や気管支の平滑筋にも多く分布し、これらを拡張させる

ように作用します。さらに、グリコーゲンのブドウ糖への分解を促進し、筋肉を動かすためのエネルギー源を豊富に供給します。

このように交感神経は、ヒトの体を「活動するのに適した状態」にするよう作用します。そのため、交感神経の働きは

日中に盛んになります。


副交感神経について

副交感神経からは「アセチルコリン」という神経伝達物質が分泌されます。これが細胞膜上の「ムスカリン性アセチルコリン受容体」と結合して、さまざまな作用を及ぼします。

例えば、心臓の働きを抑えて、心拍出量を減らし、血圧を下げます。逆に、消化管の活動は活発にし、排尿排便も促進します。また、肝臓でのグリコーゲン合成を促進し、エネルギーを蓄えるように作用します。

このように副交感神経は、体を休養させて、きたるべき活動に備えるように作用するのです。いわば、リラックスの

神経で、夜から明け方に活発になります。

<※参考文献 史上最強カラー図解はじめての生理学>


上記の通り、日中の活動時間は交感神経優位となり、夜間の休息時間は副交感神経が優位となるのですが、

このバランスが乱れてしまうと、各臓器にとって亢進と抑制のバランスも乱れてしまい、結果、体が不調を感じることに

繋がってしまう、という訳です。

    

まとめ

・自律神経とは交感神経と副交感神経の2つがあり、ほとんどの臓器がこの2つの神経でコントロールされている。

・2つの神経は、1つの器官に対して、亢進と抑制という逆の作用を持っている。

・自律神経の乱れは、亢進と抑制のバランスを崩し、それが体の不調に繋がる。


忙しい現代においては、交感神経が優位のままで上手くリラックスできずに、体の不調を感じている、という方が多いのでないでしょうか。副交感神経は休息時や消化時に働くと言われています。

対策として、

・仕事の合間にハーブティー等(ノンカフェイン)で一息入れる。

・食事をゆっくりとる事を意識する。

交感神経を休ませてあげるという意味でも、それぞれのライフスタイルに合わせたリラックス方法をこまめに取っていきたいものですね。


最後に、今のご時世においては、感染症への不安からストレスが絶えずかかっている。だからうまくリラックスが出来ないよ、というようなこともあるかもしれません。そんな場合には「Immune Booster」をおススメさせていただきます。商品ページよりご確認いただき、良ろしければ一度お試しされてみてはいかがでしょうか?