2022/08/21 14:00

こんにちは!イメディスBRTリフレイン公式オンラインショップへようこそ!

今回のblogでは当ショップ中の人の趣味でもあります、筋トレにまつわる話をさせていただきます。
ズバリ、お酒はボディメイクにとって良くないのか?
その点について海外の研究データをもとに解説していきます。

まずイメージとしてお酒は筋トレと相性が悪いとお思いの方は多いのではないでしょうか?
中の人も筋トレ好きな身としましては、お酒を飲むときに若干の罪悪感を感じたりすることもそりゃあ1度や2度ではありません。
だけどついうっかりもう5杯目ですよ、と罪悪感はどこにいったのか分からないようなケースだって多々あります。

さて、ここで「筋肉の合成」という筋トレの目的でもあるキーワードとアルコールの関係性を表す研究データを下記に記します。
オーストラリアのRMIT大学で行われた研究によりますとトレーニング後に、
1.プロテインのみ摂取
2.アルコール+プロテインを摂取
3.アルコール+糖質を摂取
という3パターンを比較しました。
その結果、2.のアルコール+プロテインのパターンでは、1.のプロテインのみ摂取した場合より、筋肉の合成が24%減少し、3.のアルコール+糖質のパターンでは1.の場合より37%減少することが分かりました。
つまり、筋トレ後あまり時間が立たないうちにアルコールを摂取すると、せっかく筋トレによって発生する筋肉を合成する作用が約30%減少してしまう、ということになるわけです。

筋肉の合成のメカニズムですが、筋トレを行うと筋肉を合成する生理作用が働き、その際に筋肉の合成を高めるスイッチとなる酵素が細胞内で働いてタンパク質の合成が活性化されます。筋トレ後にアルコールを飲むと、この酵素の作用が抑制され、上記の研究データのように筋肉の合成率が減少してしまうのですね。

じゃあアルコールダメじゃん!と中の人はシンプルに思いましたが、どうやら飲むタイミングにも関係があるみたいです。
基本的にお酒は夜に飲まれることがほとんどだと思います。その場合は例えば朝トレーニングをして夜にお酒、とか筋トレを休む日にお酒、など筋トレから十分に時間を空けることで筋肉の合成への影響を少なく出来るかもしれません。

そして量ですが、実際にどれくらいの量なら問題がないかというのはデータとしてありませんでした。
ただ、上記の研究では体重80kgの被験者が120gのアルコールを摂取しているということなので、度数5%のビールで換算すると、500ml6本と中の人ではとても飲めないレベルの量でした・・・
単純に血中のアルコール濃度が急激に上がらないようにすることが望ましいかと思われますので、お酒の種類がどうとかでもなく、適度な量をゆっくり飲むのが良さそうですね。

筋肉とアルコールの関係についてまとめますと、
飲まない!
以上。

・・・では個人的にきつ過ぎるので、研究データで分かっている範囲の中でやらない事だけ決めておくと良いかと思います。
例えば中の人だと以下の2点です。
1.筋トレ後十分な時間を空けないと飲まない。
2.一気に多量を飲まない。
ここだけ注意しながら、後は個人差ももちろんあるでしょうから、自分自身の身体の反応と相談して今後も筋トレとお酒ライフを楽しみたいと思います。



お読みいただき、ありがとうございました。